ついストレスを溜め込んでしまう人にオススメの一冊「嫌われる勇気」

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こんにちは。
名古屋の腸専門サロンCocokaraの加藤仁基(ひろき)です。

さて、今回は身体と心に効く本のご紹介です。

そのタイトルは「 嫌われる勇気 」 著:岸見一郎

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オススメの1冊 「嫌われる勇気」

 

みなさは、しっかりとストレスは発散できていますか?

ストレスが溜まりすぎると身体の不調を引き起こします。

身体の不調があって、病院に行ってみたら、「 ストレスですね 」と言われて、薬を出された経験はありませか?

毎日、頑張っている人にとってストレスはつきものです。

そして、そのストレスの大半は人間関係が原因で発生します。言うまでもなく、人と関わらず、生活することなんてできませんから、結局、人間は常にストレスを受けざるを得ないということ。

 

ストレスを溜めずに生活することはできませが、そのストレスを緩和するヒントがたくさ詰まっている本がこの「嫌われる勇気」です。

数年前にベストセラーになった本なのでご存知の方も多いと思います。

私は、読書が趣味で毎月約20冊近く読でいるのですが、ここ数年読だ本のなかでも、この本はトップ3に入ります。

 

人生に悩む青年と哲学者の対話というベースで書かれているこの本には、人生を身軽に過ごすヒントがたくさん散りばめられています。

 

ここでは、その注目すべきやりとりを一部抜粋してご紹介させていただきます。

優しいあなたへ

哲人:「われわれは「他者の期待を満たすために生きているのではない」のです。

あなたは、他者の期待を満たすために生きているのではないし、わたしも他者の期待を満たすために生きているのではない。他者の期待など満たす必要はないのです。・・・

他者からの承認を求め、他者からの評価ばかり気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになります。」p135から一部抜粋(※強調部分は作者)

いかがですか?

グサッときませんか?

 

優しい人、いい人、責任感の強い人、繊細な人ほど、ついつい他者の期待に応えようとして頑張ってしまいます。

 

そんな方は、無意識ながらも、他者の人生を生きてしまっているのではないでしょうか?

 

私が優しいとは言いませんが、私もつい人の期待に応えよう応えようと思ってしまう性格なので、この言葉は胸に響きましたね。

断るのが苦手なあなた

哲人:「もしもあなたが異を唱えてることによって崩れてしまう程度の関係なら、そんな関係など最初から結ぶ必要などない。こちらから捨ててしまってかまわない。

 

関係が壊れることだけを怖れて生きるのは、他者のために生きる不自由な生き方です。」p194

 

これもまた、私はグサッときました。
こんな事言ったら、怒るかな、嫌に思わないかな、と相手の顔色ばかりうかがってはいませんか?

私は、過去、人から嫌われたくない、という思いがとても強くあったので、自分の主張を押し殺して、相手の顔色を伺いながら相手との関係性を保つよう努力していました。

 

でも、どう努力しても、相性が合わない人もいる。そもそも、自分を押し殺して上手く付き合っている友人関係との関係性って一体何なんだろう・・・と思っていたことがありました。

 

いまでこそ、もうこう思うことは少なくなりましたが、まだその名残があると思っています。

最近では、人間関係については、相性が良い人が2割、相性が悪い人は2割、フラットな人は6割と思うようにしています。

相性が悪い2割の人ばかりに時間や心を奪われないようにしています。

 

「自由とは、他者から嫌われることである」

ストレスの大半は人間関係にあります。他者すべてに良い顔をしつつ、自由を享受することは不可能です。自由になろうと思うなら、われる勇気を持つこと。

そんな簡単にはいかないよ、と思うかもしれませんが、ちょっとしたきっかけで考え方が変わり、行動が変わり、習慣が変わり、人生が変わります。

この本は、そなきっかけを与えてくれる本だと思っています。

私にとって、良い本の定義は2つあって、1つは時間を忘れて読でしまうこと。もう1つは、何度も読み返すことができること。

この本は、そのどちらも含めた本です。

まだ、読でいない方は是非手にとって読でみてください。人間関係で悩む人の解決の糸口になれば幸いです。