ジブンがウツになりまして 〜後編〜

鬱になりやすい性格

前回の投稿「ジブンがウツになりまして〜前編〜」からの続き。

鬱になり、会社から「逃げる」を選択をした私。当時、鬱になった原因は、会社からのストレスに間違いない!!

と思い込んでおりましたが、時間が経過し、当時を振り返ることができるようになると、自分が鬱なりやすい資質をもともと持っていたんだ、と気づきました。

当サロンにも、心の不調のお悩みでお越しくださるお客様からも似たような資質を見ることができます。

その資質はコチラ

・勤勉な人
・几帳面な人
・真面目な人
・責任感が強い人
・温厚な人
・気配りができる人
・頑張り屋さんな人
・断れない人

いかがでしょうか?

いわゆる、「 いい人 」なんですね。

自分を追い込む「向上心」

ここまでは、鬱になりやすい人の傾向としてご存知の方も多いかと思いますが、さらに、私が思う、こんな人は鬱になりやすい、と思う資質がコチラ「 向上心の高い人 」です。

向上心を持つことは、素晴らしいことだとは思うんですが、その付き合い方に気をつけないと自分自身を傷つける諸刃の剣に・・・

向上心の高い方は、常にワンランク上のジブンをイメージして、努力しています。ただ、気をつけないと、カラダやこころが悲鳴を挙げるまで、疲れていても、痛んでいても、なかなか休もうとしないんです。

立ち止まったらダメ!!と思い込んで、立ち止まったジブンを責めます。鬱になった時の私がまさにそうでした。

・もっと、できるはずだ!!
・もっと、◯◯なくてはならない!!
・もっと、◯◯して成果をだすべきだ!!

「◯◯ねばならない」「◯◯であるべきだ」という、呪文を自分に唱え続けながら、「 もっと、もっと!! 」信仰に取り憑かれます。

そして、反面で理想と現実のギャップにジブンを置き続け・・・

そして、いい人がこのギャップに悩み始めると・・・

その不満・イライラなどのエネルギーは自分自身に向かいます。

「 もっと!!もっと!! 」 に取り憑かれ、 負のエネルギーが自分自身に向かうと・・・どうなるか・・・・カラダが原因不明の不調を訴え出します。

この負のエネルギーは、「怒り」のエネルギーなんです。

 

「怒り」が自分に向けられる

高い向上心を持ちながら、 理想と現実のギャップに悩むと、私はもっとできるはずなのに何故!? という「怒り」が湧いてきます。

この怒りが、周囲に少しでも向けば、まだ少しは楽になるのかもしれませんが、鬱の資質を持つ人は、いわゆる 「 いい人 」が多いので、その怒りは周囲ではなく、 自分自身に向かいます。

「 ちょっと、あなたのせいなんだからねっ!! 」

なんてセリフ、鬱の資質を持つ人はあまり出てきませんよね・・・。

そして、自分に向けられた「怒り」は、気づかないうちにどんどん自分の身体に蓄積されていくのです。

この向上心が引き金となって 発生する「 鬱 」の状態は、頭は 「 もっと、もっと!! 」 と常に上を目指しているのに、体は 「 もう、無理です・・・ 」 と休みたがってるんです。

アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態。オーバーヒートして、 煙が出てきそうな感じがしませんか?

鬱かなと思ったら・・

いま、「 私、鬱かも・・ 」という方は少しでもよいので、身体が喜ぶことをしてあげましょう。まずは、身体を「 大切にする 」ことです。

身体を大切にすると言っても、身体や心の不調を安易に薬で改善しようと思わないことです。

薬を否定するつもりはありませんが、軽度の鬱と言われるような症状であれば、日頃の生活習慣を見直すことで、改善することは可能だと思います。

むしろ、安易に薬に頼ってしまったことから、薬との依存関係が発生してしまい、回復が遅れるケースは少なくありません。

身体の調子が悪くなったら、心の調子も悪くなります。心の調子が悪くなったら、身体の調子も悪くなります。

身体が痛みを訴えたら、痛み止めでごまかし、疲れていたら栄養ドリンクでごまかし、身体をないがしろにし、身体の声を無視した毎日。鬱だった私は当時こんな生活をしていました。

自分の身体をまるで物のように扱っておりました。

 

「睡眠」「食事」「運動」が基本

 

鬱の時の自分は、睡眠時間は不規則で、栄養バランスは偏っており、運動もまったくしておりませんでした。

鬱の症状を改善するために「睡眠」「食事」「運動」の状態を少しでも向上させようとしました。

睡眠では、なるべく早くベットに入り、なるべく早くに起きることを心がけました。食事では、甘いものやカフェイン、お酒を控え、野菜を取ることを心がけ、運動では、毎日1時間ほど散歩をしたり、自宅ではストレッチをするようにしました。

特別なことは何もしておりません。びっくりするほど、普通なことです。しかしながら、この普通なことを、鬱の時は疎かににしておりました。先程もお伝えしたように、自分の身体を物のように扱っておりました。

自分の身体と向き合い、自分の身体に負担になるだろうことは避け、自分の身体が喜ぶことを生活に取り入れました。

その結果、少しずつ身体が健康になっていくことを実感しました。身体が健康になっていくと自然と心もまた健康になっていきました。

心の不調は、身体の不調を無視して改善することは、とても難しいことです。なぜなら、身体と心は一緒だからです。

心の不調を訴える方は、意識が心ばかりにいっており、身体に向けられていない傾向にあります。

私、ウツかもと思っている方、「睡眠」「食事」「運動」この3つを振り返り、まずはできることから始めてみてください。続かなくても、大丈夫。気が向いたら、また始めましょう。

いつか、つらかったけど、あの経験をしたから今があるんだよな、と振り返れる時がきます。

どうにかなってきたから、今があるのですから、これからも、きっとどうにかなると信じてみませんか? まずは、自分の身体を大切にしてあげてくださいね。

 

Follow me!

The following two tabs change content below.
加藤仁基(KATO HIROKI)

加藤仁基(KATO HIROKI)

大学院を卒業後、人の健康を支援したいという思いから医薬品業界に就職するも、ハードワークからヘルニアや鬱を患う。 身体と心の調子を崩し、薬を服用、病院通いをした経験から、 薬や病院からの健康支援に疑問を感じ、セラピストの道へ。 2013年7月「Cocokara」OPEN。 1日限定4名の腸セラピーサロンとして、30~40代の女性のお客様から支持され、ご来店の約8割が「紹介」と口コミで広がるプライベートサロン。 『対症療法ではなく根本療法』を理念として、腸から身体と心の健康をサポートしている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA