知らないとほんとうに怖い便秘薬のリスク

みなさん、こんにちは。
腸を優しくほぐして身体と心のバランスを整える
名古屋の腸セラピー(チネイザン)専門サロンCocokaraの加藤仁基(ひろき)です。
さて、当サロンには、便秘にお悩みの女性が大勢ご来店されます。
そうした女性のほとんどの方が、便秘の対策として、毎日「便秘薬」を服用されています。
これがないともう出ないんです・・
Aさん
といって、もう何十年と便秘薬を毎日使用している方にも出会ってきました。
ここで、声を大にしてお伝えさせてください!!
便秘薬ばかり使ってると、便秘薬がないと(お通じが)出ない体質になってしまいますよ!!
これまで、大勢の便秘に悩む女性の方をサポートし、お陰様でその多くの方が、便秘は改善されています。
が、本当に時間がかかる方は、便秘薬を長年にわたり服用されているケースです。
これまでの経験上、数年単位であれば、まだ比較的早い段階で変化は見られますが、10年近く、または10年以上と便秘薬に頼ってこられた方の症状は本当に変化が出にくいです。
これまで、もっとも大変だったのが、便秘薬服用歴20年のAさん。
Aさんは、便秘薬服用期間だけでなく、その服用の仕方に問題がありました。
それは、お通じがでないときは、規定の量よりも何倍もの量を服用してきたからです。
Aさんいわく、
飲めば飲むだけ出ると思って、サプリメント感覚で飲んでいました
Aさん
とのこと。
これは大変危険な服用方法です。
そもそも便秘とは
便秘とは腸が伸縮を繰り返し、便を肛門へと運ぶ動き(蠕動運動)が弱くなってしまう方に多く発生する症状です。
便秘薬はこの蠕動運動を促進することによって、便通を促します。
しかし、便秘薬ばかりに頼っていると、本来の蠕動運動がどんどん弱くなってしまいます。
もう、自らの力で動いてくれなくなってしまうんですね。
結果、便秘薬がないとお通じがこないカラダになってしまいます。
便秘薬の種類
市販の便秘薬には、大きく分けるて「刺激性下剤」と「機械的下剤」の2つのタイプがあります。
「刺激性下剤」
腸を刺激して、腸の運動を活発にして便を外に出すタイプの便秘薬
「機械的下剤」
薬が水分を含んで便をやわらかくしたり、薬自体が膨張してその圧力で便を押し出すタイプの便秘薬
一般的に、機械的下剤のほうが刺激性下剤に比べて、刺激が少なく、お腹への負担も少ないと言われています。
しかし、さきほどのAさんのように、便秘でお悩みの女性の多くが、機械的下剤では効果が出ず、刺激性下剤を服用されている方がほとんどです。
便秘薬のリスク
便秘薬を長期にわたり服用し続けると、便秘体質になるばかりではなく、他にもさまざまなトラブルが発生しやすくなります。
例えば、肌荒れ。これは、腸内環境が悪化してしまうことで、栄養が吸収されず栄養不良になって発生します。
栄養がうまく吸収しないということは、当然、太りやすくなることも。
若い女性で、よくダイエットとして、便秘薬を服用される方がいらっしゃるようですが、栄養の消化吸収がうまくいかなくなることで、かえって逆効果になる場合も。
他にも、髪の毛のツヤがなくなってきたり、生理痛がひどくなったり、冷え性になったり、と女性特有のお悩みの原因につながります。
あくまで、便秘薬は最後の切り札として考え、その前にまず見直すべきことはたくさんあります。
当サロンではこれまで大勢の方の便秘のお悩みを解消してまいりました。いまからでも、遅くはありません、一度、自分の身体と向き合ってみませんか?