知らないと怖い便秘薬の種類

便秘・お腹のトラブル

「 ただしく「便秘薬」と向き合う 」

をテーマに

腸セラピストであり

医薬品登録販売者である私から

便秘薬を使用するときの

注意点について

わかりやすくお伝え

させていただきますね。

むやみやたらに

便秘薬を使っていると

いつまでたっても便秘から

卒業できないばかりか

ジブンでジブンの身体を

便秘体質にしてしまっている場合も。

日頃、便秘薬を服用されるは

最後までお付き合いくださいね。

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当サロンにご来店される

便秘でお悩みの方で

なかなか改善が見られない方は

長期間便秘薬を服用(乱用)して

こられた方です。

[voice icon=”https://cocokara000.com/wp-content/uploads/2020/09/26fcdc66d2b42162f144447f905a24ac.jpg” name=”Aさん” type=”l fb”]薬を飲むとすっきりするんで・・[/voice]

とよく聞きますが、

[voice icon=”https://cocokara000.com/wp-content/uploads/2020/09/da4a6e37cfc23e23b3e369fa84a96fb5.jpg” name=”Bさん” type=”l fb”]でも、だんだん効かなくなってくるんです・・ [/voice]

ともよく聞きます。

世間一般の便秘薬は

「 刺激性下剤 」といって、

大腸の動きを刺激して

腸をむりやりに動かして

便を押し出す薬が

一般的です。

 ※他には、便を柔らかくして出す、

  「浸透圧性下剤」などがあります。

  マグネシウムなどのことですね。

さて、

この便秘薬(刺激性下剤)は

どういう便秘に使うかというと・・・

「 急性便秘 」のときなんです!!

便秘には主に2種類あり

慢性便秘と急性便秘に分けられます。

「 慢性便秘 」は、

運動不足や生活習慣の

バランスが崩れて発生する便秘。

「 急性便秘 」は、

旅行や環境の変化などにより

一時的に発生する便秘。

つまり、

もう何年も便秘気味で・・・

という方は、

慢性便秘に

あてはまるわけです。

にも関わらず、

慢性便秘の方が

この刺激性下剤を毎日

使ってしまっているケースが

大半なんです・・。

だって、すっきりするから。

そして、

この「刺激性下剤」を長期間服用し、

毎日無理やり腸を動かし続けていると

腸が疲弊してしまい

次第に腸自体がジブンの力で

動いてくれなくなってしまうんです。

つまり便秘が悪化してしまうんです。

これが便秘薬の負のスパイラルなんですよね。

CMでは、

「自然の力で」「植物由来」と

いった言葉で、

さも優しいイメージを演出して

おりますが、

騙されてはいけません!!

便秘薬は一度手を出すと

常用性が高くなり、

更に耐性がつくことで

どんどん強い効能を求めてしまう

いわばドラックみたいな

ものなんですね。

個人的には、そんな恐ろしい薬を

毎日CMで流し続けるのは

異常だとすら思っています。

 ※海外では、この刺激性下剤は

  毎日、服用するような使い方は

  しないとされています。

ご参考まで。

追伸:

便秘薬を否定するわけではないんです。

便秘に限らず、身体も心も

正しい知識をもって、向き合うことが大切です。