便秘、お腹の張り、ガス、お腹のトラブルは骨盤の歪みが原因

みなさん、こんにちは。
名古屋の腸セラピー専門サロンCocokaraの加藤仁基(ひろき)です。
腸が専門の当サロンには、便秘、お腹の張り、ガスが溜まる、などお腹のトラブルでお悩みのお客様が大勢ご来店されます。
お腹のトラブルの原因はストレスや食生活などさまざまです。これさえすれば、改善されるというケースはほとんどありませんので、一つ一つその原因をクリアしていくことになります。
が、多くの方が気づかず、放置してしまっている原因があります。
それは、「反り腰」です。
「 お腹のトラブルと反り腰がどう関係しているの? 」 と思われるかもしれませんが、とても大きく関係しております。
この記事では、お腹のトラブルと反り腰の関係性とその対策についてお伝えさせていただきます。
⚠ こんな方はぜひお読みください ⚠
- 便秘、ガスなど慢性的なお腹の不調を感じている方
- お腹のトラブルを日頃薬で対処している方
- 薬を服用し続けているのに、お腹の状態がよくならない方
- 日頃、デスクワークやパソコンをよくされている方
お腹のトラブルと反り腰の関係
次のイラストを左右よく見比べてみてください。左と右のイラストで違いがあるのが分かりますか?
正解は、次のイラストを見てください。左のイラストに比べると、右のイラストは、①の「骨盤」が前に傾いていることに気がつきましたか?
このように、骨盤が前に傾いて歪んでしまっている状態を、専門用語で骨盤が前傾(ぜんけい)すると言います。一般的に「反り腰」と呼ばれる状態ですね。
反り腰になってしまうことで、②のように腸が前にせり出てきてしまいます。
骨盤から腸が前に溢れ出ちゃう感じなんですね。
Aさん
そうなんです。実は、このように腸が前にせり出てしまうことが、お腹のトラブルを引き起こす原因となっているのです。
加藤
ぽっこりお腹
左右のイラストをもう一度よく確認してみてください。左のイラストに比べ、右のイラストは、せり出してしまった腸によって、お腹(下腹部)がぽっこりと出てしまっていることが分かると思います。
女性の方のお悩みの多くの、下腹部の張りは、実はこうして腸が前にせり出してしまっていることが原因となっています。
だとすると、お腹を凹ませようと、これまで腹筋を頑張ってきたんですが・・・。
Aさん
無駄な努力だとは思いませんが、脂肪が原因ではなく、このように腸が落ちてしまっていることが原因だとすると・・。
加藤
腸の位置を戻したら、ぽっこりお腹が改善される!?
Aさん
そうしたケースはとても多いですよ。
加藤
便秘
右のようにせり出てしまった腸は、腸が下で詰まってしまっている状態です。腸を長いホースだとイメージしてみてください。
ホースが潰れてしまうと、水が出にくいですよね。
便秘もこの水が出にくい状態と一緒です。腸が圧迫されて、潰れてしまうことで、便が出にくい状態となってしまい、これが便秘の原因となってしまいます。
最近、テレビなどで耳にする落下腸という状態ですね。
Aさん
そうですね、落下腸とは、その言葉どおり、腸が下に落下してしまっている状態です。
加藤
このように腸が前にせり出してしまい、下に落ちて詰まった状態が続くと、ぽっこりお腹や便秘だけではありません。
腸が活動しにくい状態にあるので、お腹が張る、ガスが溜まる、むくむ、といったトラブルの元になります。
お腹のトラブルを改善したいのなら、まずは反り腰を改善したほうがよいということですか?
Aさん
おっしゃる通りです!
加藤
骨盤が前傾(歪む)理由
上の写真の左側が理想的な骨盤の位置に対して、右側が反り腰の状態です。反り腰の原因としては、主に筋力の問題や日常生活によるものです。
⚠【 反り腰になる原因】⚠
・日頃、ヒールの高い靴を履いている
・腹筋(インナーマッスル)が弱い
・下半身の筋肉が弱っている
・日頃、小さなお子さんを抱っこすることが多い
このように、反り腰は女性がなりやすい条件が揃っています。
反り腰なってしまうことで発生するトラブルは、実はお腹だけにとどまらず、腿が太くなるなどの脚のラインの崩れや、腰痛や膝痛などが発生する原因にもなってしまいます。
うつ伏せで寝ると腰が痛い、もしくは仰向けで寝ると腰と床の隙間に手のひらが1枚分以上入ってしまう。
また、特にトレーニングをしているわけでもないのに腿前が太く張っている、という女性の方は反り腰の可能性がとても高いです。
お腹のトラブルだけでないなんて、反り腰恐るべしですね・・。
Aさん
では、次に反り腰の予防、または悪化を防ぐためのアドバイスをお伝えいたします。
加藤
反り腰の予防・対策
反り腰の主な原因の一つに、もも前の筋肉が硬くなってしまっていることがあります。
もも前の筋肉が硬くなると、筋肉が縮んでしまうことで、骨盤が前に引っ張られしまうからです。(※この前に引っ張られてしまっている状態が反り腰です。)
対策としては、もも前のストレッチを行い、もも前の柔軟性のアップをオススメ致します。
もも前のストレッチのやり方
①横向きになり、伸ばす側の膝を曲げて、足を持ち、お尻に引き寄せます。(※ももの前が硬い方は、これだけでも十分に伸びます。)
②更に反対の踵で膝を後ろに軽く押します。(※より伸びを感じるかと思います。)
③息を吐きながら、約30秒程、この姿勢をキープします。(※痛気持ちいい程度でキープすることがポイントです。)
これ、とても効ききますね!!
Aさん
反り腰が気になる方は、毎日、お風呂上がりにすることを習慣にしてみてください。
加藤
お風呂上がりがポイントなんですねっ!!
Aさん
お風呂に入った後だと、筋肉が緩んでいる状態なので、ストレッチ効果が高いんです。
加藤
まとめ
便秘、お腹が張る、ガスが溜まる、などのお腹のトラブルは、このように実は骨盤が歪み(反り腰)が原因となってしまい、腸が活動しにくい状態になってしまっているからなんです。
薬やお腹のマッサージで一時的に、お腹の調子がよくなることはあるかもしれませんが、根本から改善しようと思うのであれば、まずは身体の歪みを整えることからはじめてみませんか?
当サロンでは、腸だけでなく、姿勢や骨盤の歪みを同時に整える施術もご提供しております。
日頃から腸の不調を感じる方、お気軽にご相談ください。