感情と腸のつながり:東洋医学の視点から見る腸の健康

こんにちは。腸セラピーサロンCocokaraの加藤です😊

今回は、東洋医学の視点から「感情と腸のつながり」についてお話しします。腸は単なる消化器官ではなく、感情と深く関わっているという考え方が古くからあります。

この内容が少しでも皆さまの心と体の健康に役立てば幸いです。

五行と感情:小腸に宿る「喜び」

東洋医学には「陰陽五行」という考え方があり、体内の臓器と感情が対応しているとされています。中でも小腸には「喜び」という感情が宿ると古来より考えられてきました。驚くべきことに、現代医学でも腸が感情に与える影響が注目されており、東洋医学の知恵が再評価されています。

たとえば、小腸が感情とつながっているという考えに懐疑的な方もいらっしゃるかもしれません。しかし、近年注目されている「腸活」に関連して、セロトニンというホルモンの重要性が広く知られるようになりました。

セロトニンと感情の科学的なつながり

セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質で、腸内でその90%以上が生成されます。このホルモンが不足すると、情緒が不安定になり、幸福感を感じにくくなることが研究で明らかになっています。セロトニン不足はうつ症状や不安の原因ともなり得るのです。

この点を東洋医学の視点と照らし合わせると、「小腸に喜びが宿る」という古来の考え方と一致していることに驚かされます。現代の科学がようやく証明しつつあることを、古代の人々は感覚的に理解していたのかもしれません。

感情と臓器のつながり

小腸以外にも、東洋医学では以下のように臓器と感情の関係性が説明されています:

  • :怒り
  • :喜び
  • :思い悩み
  • :悲しみ
  • :恐れ

私自身も多くの方を施術する中で、感情が腸に大きな影響を与えることを実感しています。イライラしている方や不安を抱えている方、落ち込んでいる方など、それぞれの感情が腸に溜まることで、腸の状態に変化を及ぼしているのです。

特に当サロンには鬱でお悩みの方が多く来店されます。特徴的なのは、こうした方々の小腸が鉄板のように硬くなっているケースがほとんどだということです。

私の経験上、うつでお悩みの方の9割以上がこの状態にあります。

小腸が硬い状態をほぐしていくと、徐々に気持ちが和らぎ、ストレスが軽減され、うつ症状が緩和されることを多く目にしてきました。中には心療内科を卒業し、抗うつ剤を飲まなくなったという方もいらっしゃいます。こうした改善例からも、腸と感情のつながりは非常に重要だと感じています。

さらに、近年では心療内科の先生が「腸活をしなさい」と推奨されるケースも増えてきています。このことは、腸とメンタルの関係性が医学的にも認められつつある証拠だといえるでしょう。

感情のデトックス:腸セラピーの役割

当サロンの腸セラピーでは、優しいタッチで腸をほぐし、お腹の緊張を和らげる施術を行っています。この施術により、体に溜まった感情をデトックスし、腸をリラックスさせることを目指します。

施術中に「お腹が柔らかくなった」「気持ちが軽くなった」という声をいただくことも多く、腸と感情の深いつながりを感じる瞬間でもあります。特に喜びの感情を取り戻すためには、腸の状態を整えることが重要です。

東洋医学の知恵を現代に活かす

東洋医学は、科学的なエビデンスが不足しているという声もありますが、実際に施術を通じてその効果を感じることができます。

腸に感情が宿るという考え方は、単なる伝統的な知識にとどまらず、現代の研究と結びつく部分が多いのです。

感情と腸の関係に興味がある方は、ぜひ一度腸セラピーを体験してみてください。腸内環境を整え、感情のバランスを取り戻すことで、日々の生活がより豊かになるかもしれません。

Cocokaraで心も体も健康に

腸と感情のつながりは、東洋医学と現代医学が交わる興味深いテーマです。当サロンでは、腸を整えることで心身の健康をサポートしています。

「感情と腸のつながり」に興味を持たれた方は、ぜひお気軽にご相談ください。

皆さまが健やかに、そして笑顔で過ごせる毎日をサポートできれば幸いです😊