昔、わたしはウツになりまして 

腸と心

便秘やお腹の張り、ガスが溜まるなどのお悩みで当サロンを訪れる女性のお客様は多くいらっしゃいますが、それだけでなく、鬱やストレス、不眠、自分が嫌いといったメンタル面での悩みを抱えている方も少なくありません。腸と心の健康が深く結びついていることは、最近ますます注目されています。今回は、私自身の体験を交えながら、腸と心の関係についてお話しします。

Contents

私自身の鬱体験

私は30歳の頃、鬱で悩んでいた時期があります。当時、毎朝起きるのが辛く、食欲もなく、微熱が続いていました。内科を受診した際、医師から渡されたアンケートには、気分の落ち込みや楽しめないこと、仕事のストレスについての質問が並んでいました。その結果、医師から「風邪ではなく鬱です」と診断され、心療内科を紹介されました。この時初めて、心の健康が身体に影響を与えることを実感しました。

心療内科での診断とその後

心療内科を訪れることに対しては、正直なところ抵抗感がありました。しかし、カウンセリングを受けた結果、「しっかり鬱です」と診断され、抗鬱剤を処方されました。しかし、その薬を服用したところ、激しい焦燥感と虚無感に襲われ、副作用に苦しみました。これが自分には合わないと感じた私は、服用を止める決断をしました。

鬱の原因と退職の決断

当時の私は仕事に追われる日々を送っており、自分の体の声を無視していました。友人たちは私の状態を心配してくれましたが、「大丈夫」と無理に笑顔で返していました。鬱の原因が職場にあると感じた私は、退職という決断をしました。責任感が強い自分にとって、逃げるという選択は難しいものでしたが、回復のためには必要なことでした。

腸をケアする大切さ

鬱から回復する過程で、私は腸をケアすることの重要性を学びました。腸は「第二の脳」とも呼ばれ、感情やストレスに大きく影響を受けます。「睡眠」「食事」「運動」のバランスを整えることで、腸の健康が心の健康に直結することを実感しました。規則正しい生活を送り、バランスの良い食事を取ること、適度な運動をすることで、腸の調子が良くなり、気分も徐々に安定していきました。

実際に、当サロンには「心療内科の先生に紹介されてきました」という方も多くいらっしゃいます。腸セラピーを受けることで、抗鬱剤を卒業された方やメンタルが安定した方も大勢います。私自身の経験とお客様からのフィードバックを通じて、腸のケアが心身の健康に大きな影響を与えることを確信しています。

まとめ

もし今、鬱で苦しんでいる方がいらっしゃるなら、一度立ち止まり、自分を大切にする時間を作ってください。腸の健康が心の健康に、そして心の健康が身体の健康につながっています。私の体験が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。サロンでは、こうした腸と心のつながりを大切にし、皆さんの健康をサポートしています。

ぜひ、自分を大切にする第一歩を踏み出してみてください。人生は長いですから、少し休むことも大切です。未来には、今の経験が役立つ時が必ず来るはずです。