ジブンがウツになりまして 〜前編〜

30歳・鬱になる

私が30歳の頃のお話です。

毎朝、なかなか目が覚めることができず、食欲がなく、だるく、微熱が続くので、風邪だろうと思って内科へ。

問診の後、お医者さんは、アンケートを私に渡しました。

その、アンケートには、

□ 最近、笑った事がない
□ テレビが面白いと感じられない
□ 休みの日でも仕事のことを考えている
□ 寝ても、疲れが取れない

といった質問がずらりと並んでおりました。

最近は、風邪でこんなことまで訊いてくるのかな??

と不思議に思いながらもそのアンケートに回答をした後、血液検査を行うことに・・。

そして、お医者さん、一言・・

「 加藤さん、風邪じゃあないです。鬱です。病院間違えてますよ、いまお勧めの心療内科をご紹介しますね。早めに受診して下さいね 」

との事。

そして、数日後、心療内科へ。1時間のカウンセリングを受けた後、

「 加藤さん、早く気が付いて良かったですね。しっかり「 鬱 」です。

これから、このお薬飲んで下さいね。 」


と沢山の抗鬱剤を貰う。

鬱に、しっかりもぼんやりもあるのかとは思ったけれど、30歳にして鬱と診断される。

30にして立つ、と言いますが、私は、30にして鬱というステージに立ちました。

振り返ってみると、当時、

仕事が忙しく、毎月300時間以上勤務しており、休みの日も自宅で朝から晩まで仕事仕事。

毎日、高速道路を利用して勤務していた私はこのまま事故したら会社に行かなくて済むんだ・・・。

と、毎日、中央分離帯に熱い視線を送りながら通勤しておりました。

抗鬱剤の副作用

当時、お医者さんから鬱ですね、と診断をされた時、正直な気持ちとしては、ショックというよりも、安心した自分がおりました。なんだか、免罪符を貰ったような気分でしたね。(※免罪符については、また後ほど書きます)

 

そんな訳で、心療内科から、抗鬱剤を処方され風邪薬を飲むような感覚で服用してみると・・・・

数十分後・・・・

カラダの芯からこみあげてくるような激しい焦燥感と虚無感・・・・奥歯ガタガタと震え発生。冷や汗も発生。その後、何時間か、ガタガタしてました・・・。

抗鬱剤の副作用だったようです。

ガタガタが止まった後、処方された、薬を全てゴミ箱へダンクシュート!!

いつもだったら、生真面目な私は言われた通りの用法で、服用していたと思うのですが、この時ばかりは、このまま、この薬を飲み続けたら、ダメになる!!

と、カラダから激しいアラーム音が鳴り響いておりました。

この判断を当時していなかったらと思うと・・・

当時、薬局に勤務していたジブンですが、改めて、薬の持つ副作用の恐ろしさをまさに身をもって体験しました。

現実から「逃げる」

さて、鬱と診断され、抗鬱剤も効果なく、私がとった選択は 「 逃げる 」 でした。鬱の原因が、会社にあると判断した私はまずは、現状から逃げることにしました。

職場に鬱と伝えるも、まともに取りあって貰えなかったので、半ば強引に退職。残り少ないエネルギーをまず 「逃げる」 ことに費やしました。

自分で言うのもなんですが、責任感が強いと思っております。そんな自分にとって、「 逃げる 」の選択肢は相当のプレッシャー。

 

退職しようと思って浮かんできたのは、

・職場の人に迷惑がかかる・・・・
・残っているあの仕事を誰に頼もう・・・
・慕ってくれているお客様に申し訳ない・・・
・このまま、社会に復帰できなくなってしまうのかな・・・

とそんなことばかり。

それでも、このまま会社に残っていたら、本当にまずい状況になると感じていたので・・・生きるために逃げました。

 

「 現実に立ち向かえ!! 」 


とよくキャッチコピーのように言われますが、

長い人生、そうそう立ち向かってばかりいられません。

一旦、逃げて、エネルギーが充電されたらまた立ち向かえば良い!!と思っております。

勿論、逃げてばかりいると、不思議と同じ現実ばかりにまたぶつかるのですが・・・・

という訳で、私は、社会から戦線離脱・・・・

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加藤仁基(KATO HIROKI)

加藤仁基(KATO HIROKI)

大学院を卒業後、人の健康を支援したいという思いから医薬品業界に就職するも、ハードワークからヘルニアや鬱を患う。 身体と心の調子を崩し、薬を服用、病院通いをした経験から、 薬や病院からの健康支援に疑問を感じ、セラピストの道へ。 2013年7月「Cocokara」OPEN。 1日限定4名の腸セラピーサロンとして、30~40代の女性のお客様から支持され、ご来店の約8割が「紹介」と口コミで広がるプライベートサロン。 『対症療法ではなく根本療法』を理念として、腸から身体と心の健康をサポートしている。

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