呼吸が浅い人はお腹が硬い!? その原因は「横膈膜」!  

腸と体

当サロンには、便秘、お腹の張り、ガスが溜まるなどのお腹のトラブルでお悩みの女性が多く訪れます。これらのトラブルの原因はストレスや食生活などさまざまです。

しかし、ほとんどの方が見落としがちな原因の一つに「呼吸」があります。

Contents

呼吸とお腹のトラブルの関係

呼吸とお腹の健康には深い関係があります。人間は1日に約2万回の呼吸をしていますが、この呼吸運動において重要な役割を果たしているのが「横隔膜」という筋肉です。

横隔膜は、息を吸うときに下がり、息を吐くときに上がる動きをします。しかし、呼吸が浅いとこの動きが十分でなくなり、横隔膜がしっかりと働かなくなります。

横隔膜とお腹の関係


(※ヒューマン・アナトミー・アトラスより画像引用)

横隔膜の下には肝臓、胃、大腸、小腸などの重要な臓器が位置しています。横隔膜がしっかりと動くことで、これらの内臓が優しくマッサージされる効果があり、消化が促進されます。

呼吸が浅いと、横隔膜の動きが小さくなり、内臓へのマッサージ効果が減少するため、便秘やお腹の張りが発生しやすくなります。

腹式呼吸で横隔膜を鍛える

腹式呼吸、特に「ドローイン」というエクササイズは、横隔膜を効果的に鍛える方法です。ドローインは、お腹を意識的に動かす呼吸法で、内臓へのマッサージ効果を高めます。

ドローインの方法

  1. 仰向けで膝を曲げる: 床に仰向けに寝て、膝を90度に曲げます。
  2. 息を吸う: 鼻からゆっくりと息を吸い込み、下腹部に空気を入れるイメージでお腹を膨らませます。
  3. 息を吐く: 口からゆっくりと息を吐きながら、お腹をへこませます。

このエクササイズを1日2〜3セット行うことで、横隔膜がしっかりと動くようになります。

腸セラピーで横隔膜をサポート

横隔膜がしっかりと動くようになるためには、日常的な腹式呼吸の練習に加えて、腸セラピーが効果的です。

当サロンの腸セラピーでは、横隔膜の動きをサポートし、硬くなった筋肉やお腹周りの組織を柔らかくすることで、呼吸が深くなりやすい環境を作ります。これにより、横隔膜がより効果的に動くようになり、内臓のマッサージ効果も高まります。

横隔膜が動くメリット

次の動画で横隔膜が日頃どのように動いているのか、ご確認ください。(※動画は音が出ますので、ご注意ください)

横隔膜をしっかりと動かすことで、以下のような効果が期待できます。

  • 呼吸が深くなる
    深呼吸がしやすくなり、体内に十分な酸素が供給されます。
  • 疲れにくくなる
    エネルギーの供給が安定し、疲労感が軽減されます。
  • お腹のトラブルが軽減される
    便秘やお腹の張り、ぽっこりお腹が改善されやすくなります。
  • 姿勢が良くなる
    姿勢が整い、腰痛や肩こりの改善にも繋がります。

まとめ

現代社会ではデスクワークやスマートフォンの使用などで、無意識に呼吸が浅くなる姿勢をとることが多いです。呼吸が浅くなることで、横隔膜の動きが制限され、お腹のトラブルや体調不良の原因になることがあります。

日常生活に腹式呼吸や深呼吸を取り入れ、横隔膜をしっかりと動かすことで、健康的な体と心を手に入れましょう。

当サロンの腸セラピーでは、横隔膜の動きをサポートし、お腹のトラブルを改善する施術を行っています。呼吸が浅い、お腹が硬いと感じる方は、ぜひ一度当サロンにご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。