【 小さなお子さんを持つお母さんへ 】「お通じ、出た?」だけじゃダメ! 本当に大切なチェックポイント

Mさん
Mさん

今日は、しっかりお通じあった?


お子さんにこんな風に声をかけていませんか?

実はこの「お通じが出たかどうかの確認だけ」では不十分なんです!

なぜなら、お通じが「出たか出ないか」だけで判断してしまうと、便秘のサインを見逃してしまう可能性があるからです。

今回は、腸セラピストとして多くの相談を受けてきた中から、お子さんのお通じチェックで見落としがちなポイントについてお話しします。


Contents

💡 お通じの“量”や“形”も大切なチェックポイント

お母さんたちは、子どもに「今日、うんち出た?」と聞くことが多いと思います。

でも、「出た!」という答えだけを信じて、つい安心してしまう方がとても多いのです。

実際に、こんなエピソードがありました。

あるお母さんが「私は便秘なのですが、うちの子は便秘じゃないんです。だって、毎日お通じがあるから!」とお話しされていたのですが・・

ところが、詳しく話を聞いてみると、お子さんのお通じは“コロコロのウサギのフン”のような便だったのです。

お母さんは「お通じが毎日ある=便秘ではない」と考えていたのですが、コロコロ便は便秘のサインなんです。

腸の中で水分が吸収されすぎて、便が固くなってしまうとコロコロ便が出やすくなります。

この場合、放置すると腸の動きがどんどん鈍くなり、本格的な便秘やお腹の張りにつながる可能性もあるのです。


💡 お通じチェックのポイント3つ

お通じが「出たかどうか」だけではなく、次の3つのポイントをお子さんにやさしく聞いてみてください

1️⃣ 形はどうだった?

理想の形は“バナナのようなスルッとした形”です。

もし、「コロコロだった」や「ドロドロだった」という答えが返ってきたら、要注意です!

  • コロコロ便:水分不足や腸の動きの低下が原因かも
  • ドロドロ便:腸内環境の乱れや胃腸が弱っている可能性

2️⃣ 色はどうだった?

健康な便の色は黄土色〜茶色が理想です。

黒っぽい便や緑がかかった便が出た場合は、消化不良や腸内環境の乱れが考えられます。

  • 黒い便:鉄分の多い食事やサプリの影響もあるが、場合によっては胃腸の不調の可能性も。
  • 緑色の便:胆汁の流れが早いとこの色になることも。食べたもの(ほうれん草など)も影響しますが、注意が必要です。

3️⃣ お腹が痛くなかった?

「うんちするとき、痛くなかった?」と聞いてみてください。

「痛かった!」や「いきんだ!」という答えがあれば、便が固くなっている可能性が高いです。

子どもは大人に比べて腸が未発達なため、ちょっとした変化でもお腹が張りやすいのです。


💡 コロコロ便の原因と解決方法

もしお子さんの便がコロコロだった場合、どうすれば改善できるのかをお伝えします。

✨ 改善ポイント1:水分をしっかりとる

コロコロ便は水分不足が大きな原因です。

  • 朝起きたらコップ1杯の水を飲む
  • 食事のときにスープや味噌汁を取り入れる

特に「朝一番の水分補給」は腸を動かすスイッチになります。

ジュースは水分には含まれませんのでご注意を。

✨ 改善ポイント2:食物繊維を意識する

食物繊維は水溶性と不溶性のバランスが大切です。

  • 水溶性:わかめ、昆布、納豆、りんご
  • 不溶性:きのこ類、さつまいも、にんじん

「とりあえず野菜を食べさせればOK」と思いがちですが、不溶性ばかりだと便が固くなることがあるので、海藻や納豆などの水溶性の食物繊維を増やすのがおすすめです。

海藻たっぷりの具沢山のお味噌汁をお勧めします!

✨ 改善ポイント3:腸を温める

お腹が冷えると腸の動きが低下します。

  • お風呂でしっかり温まる(湯船に浸かる)
  • お腹を温めるグッズ(腹巻など)を使う

お腹が冷えていると腸の動きが鈍くなり、コロコロ便が出やすくなります。

お勧めは就寝時の腹巻です!


💡 お母さんに伝えたい大切なこと

お母さんは、毎日お子さんの成長や健康に気を配っていて本当に大変だと思います。

ですが、「お通じの有無だけ」ではなく「形・色・痛み」も見てあげることが大切です。

お子さんの便は、お子さんの健康状態を知る「お腹からのメッセージ」です。

お通じを観察することは、「病気の早期発見」にもつながります。

お子さん自身が「うんちの形」をチェックする習慣をつけておくと、大人になったときにも健康管理がしやすくなります。


💡 まとめ

お子さんに「今日、うんち出た?」と聞くのは大事ですが、それだけでは足りません!

  • お通じの形(コロコロ、バナナ、ドロドロ)
  • お通じの色(黄土色、黒色、緑色)
  • お腹の痛みや不快感

この3つをお子さんと一緒に確認する習慣をつけてください。

お通じの状態を見てあげることは、お子さんの健康を守るための一番身近な方法です。

今日から、ぜひ実践してみてくださいね!

「ママ、今日はバナナだったよ!」なんてお子さんからの報告が増えるかもしれませんよ😊

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