この仕事をする理由は「怒り」が原点

セラピストとして伝えたいこと

みなさん、こんにちは。
名古屋の腸専門サロンCocokaraの加藤仁基(ひろき)です。

自分で言うものなんですが、自分は滅多に腹が立つことがなく、気が長いほうです。

友人からも、「 加藤は怒ることあるの? 」と言われますが、もちろん、あります。

それは、意外というか、仕事中にあります。

それがどんな時かというと・・

お客様から「 辛いので、痛み止め飲んでいます 」と言われた時です。

 

痛み止めに限らず、

・睡眠薬
・抗うつ剤
・便秘薬
・胃薬

 

など、お客様が、症状の対策として「薬」を用いられている時に腹が立ちます。

誤解がないよう、お伝えしますが、腹が立つ矛先は、もちろん、お客様ではありません。

ちょっと大げさかもしれませんが、その矛先は、日本社会です。

不調が発生したときの選択肢として、「薬」という選択肢しかほとんどない日本社会というのは、ちょっとというか、とても異常だと思うんですよね。

テレビをつければ、朝から晩まで、薬のCMが流れており、不調を感じたら、すぐ薬を!! と宣伝(洗脳)されています。

日本人は、薬が大好きなようで、世界の人口の1.6%の日本人が世界の薬の40%を消費しているとされています。

私も、子ども頃から、不調を訴えると、両親から、早く薬を飲みなさいっ!! と言われて育ちましたので、薬=病気を治すものという認識がありました。

その認識のもと、人の健康の役に立ちたいと思い、医薬品会社に就職したこともありましたが、薬のことを知れば知る程、健康とは程遠い代物だと思うように・・・。

自分自身、病気や怪我をした経験もあって、薬と健康は必ずしも=(イコール)ではなくなりました。

 

日本薬剤師会元会長(児玉孝氏)も数年前の「週刊現代」の記事で次のようなタイトルで、薬との関係性について訴えています。

決意の告白「患者よ、クスリを捨てなさい」

 

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この防御反応が、病気の症状にとって良い作用を起こすと「有効性」となる。

逆に、悪い作用となって現れるのが「副作用」です。良い働き(有効性)をできるだけ増やして、悪いほうの働き(副作用)をできるだけ抑えるように作られたのが、クスリというわけです。

つまり、副作用はどんなクスリにも必ずあるのです。漢方薬も、生薬の中に化学合成物質と同じ有効成分が含まれているからクスリとされるのであって、副作用はある。

さらに、必ずしもすべてに当てはまるわけではありませんが、よく効くクスリの多くは副作用のリスクも高いということも知っておいたほうがいいでしょう。(記事より一部抜粋)

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薬で怖いのはこのような副作用です。自分も過去鬱を経験したときに、抗うつ剤で大変な目に遭いました・・・。

 

[btn]ジブンが鬱になりまして[/btn]

薬に助けれたこともあり、薬の存在を否定するつもりはありませんが、

私としては、この仕事を通して、薬以外の健康の選択肢をお客様に提供することが勝手ながら、自分の使命だと思っています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。