秋は便秘の季節!と言われても、 「あたしゃ年中便秘よ!」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、東洋医学では秋は便秘の方が増える時期と言われています。なぜ、秋が便秘と関係しているかというと・・・
秋は、肺と大腸が弱るから。 東洋医学では、秋に入ると肺と大腸が弱る(トラブルを起こしやすい)と言われています。
その理由は、空気の乾燥!まだ日中は暑い時間帯がありますが、日中の寒暖差が大きくなり、そして、10月に入ると徐々に空気は乾燥していきます。
実は、この乾燥が肺には天敵なんです。
肺が乾燥すると、いろんなトラブルが発生しやすくなります。
あなたの肺は潤っていて健康的でしょうか?と言われても、「肺が健康かどうかなんてわかるわけないじゃない!」と思われた方も多いはず。
そこでっ!!
ぜひ、次のチェックリストで確認してみてください。
【 肺の健康チェックリスト!! 】
□風邪をひきやすい
□呼吸が浅い
□鼻水・鼻詰まりがある
□肌が乾燥しやすい
□肌が荒れやすい
□喉を痛めることが多い
□便秘になりやすい
□悲観的になりやすい
□辛いものが欲しくなる
□秋に体調を崩しやすい
以上のチェック項目に3個以上当てはまった方は肺がお疲れ状態です。
チェック項目にあるように肺の疲れを放置しておくと発生しやすいトラブルは・・・
・便秘 ・肌荒れ・アレルギー ・鼻水・鼻詰まり ・うつ傾向
などなど。
では、こうしたトラブルにならないためにどんな対策をしたらいいのかというと・・
秋の対策の秘訣はズバリ・・・潤い!!
夏のじめっとした湿気の高い空気から一転して秋になると空気は乾燥します。
呼吸によって外気とつながっている肺はこうした乾燥した空気を苦手としています。
そこで、肺を潤す対策をご紹介。
その① 深呼吸
「また呼吸かよ もっと効果的なのないの!?」という声が聞こえてきそうですが、たくさんの方を施術して参りましたが、呼吸が浅い人はお腹が硬い!と断言できます。
それだけ、呼吸ってたいせつなんです。特にストレスが溜まっている方の呼吸はほんとうに浅いんです。
その② 潤う食材
肺を潤してくれる食材はやっぱり秋の味覚梨や柿!!「柿が赤くなると医者が青くなる」と聞いたことはありますか?
秋に柿が色づくころは気候がよくなり、病人が減るという意味でもあり、柿はビタミンCやカリウムなどの栄養価が高いからこの時期は食べなさいよという意味でもあるんです。
その③ 白い食材
白い!?といわれても・・・と思われたかもしれませんが、白いといえば・・豆腐などの大豆食品 または大根などなど。
特に大根は肺を潤すだけでなく酵素により消化を助け辛味が肺を強くしてくれるといったたくさんの働きをしてくれるスーパー食材。
以上です。
肺を潤すことが腸を潤すことになり快適なお通じにつながりますので、ぜひ、これからは、体内を潤すことを心がけてみてくださいね。
ご参考まで。