お腹の調子を整えるには「よく噛むこと」

これまで、何百人とお腹の不調に悩む女性をサポートしてまいりましたが、約8割の方は「早食い」傾向にあります。
早食いはお腹の不調の原因!!
しかも、早食いは美容の天敵です!
よく噛む習慣ができることで、お腹の調子が改善されるだけでなく、美容面にも嬉しい変化があります。
⚠ こんな方はぜひお読みください ⚠
- 日頃からお腹が張る方
- 慢性的な便秘でお悩みの方
- 下腹部がぽっこりしている方
- 慢性的なだるさを感じる方
- 顔のたるみが気になる方
「噛む」ということ
よく噛むことで「唾液」がでます。この唾液を出す唾液腺というところは舌や顎の筋肉を使うほど唾液が出るようになっています。
普段からあまり噛まずに、柔らかい物ばかりを食べていると、アゴや舌の筋肉が衰えて唾液が出ない状態になり唾液のもつ「消化作用」が働きません。
しっかり噛んで食べ物が細かくなると唾液に触れる面積が増えて消化酵素とよく混ざり合います。
これによって口の中での消化が進み後に控える胃や腸での消化がしやすくなるわけです。
じゃあ、よく噛むだけで胃腸の調子が良くなるんですか?
Aさん
早食いはぽっこりお腹の原因
早食いの人は、よく噛まないために食べ物がダイレクトに胃腸に入ってくるため、胃腸に負担がかかります。
その結果、胃腸が重くなり下がりやすくなってしまうんですね。
東洋医学では、「 脾は昇清(しょうせい)をつかさどる 」という言葉があります。
難しい表現ですが、脾は消化器系の脾臓のこと、「昇清」とは、上に持ち上げる機能のことをさします。
つまり、脾は内臓を上に持ち上げる役割をしているので脾が疲れちゃうと内臓が落ちちゃうよ、という意味です。
早食いが減ってきたら、お腹の張りが減ってきた気がします
Aさん
このように、早食いを控えるようになった方でぽっこりお腹が改善されたケースをたくさんみてきました。
加藤
早食いは倦怠感の原因
よく噛むことで食べ物はペースト状にされ、胃腸に届きます。
一方、早食いは、食べ物が固形の状態のままで胃腸に入ってくるので、ペースト化された食べ物に比べると、消化のためにエネルギーを使います。
消化に余計なエネルギーを使ってしまうことで、身体は疲労しやすくなります。
私、食後すぐに疲れてしまうのは、早食いが原因なんですね。
Aさん
食後の疲れは「早食い」「食べ過ぎ」を見直してみましょう
加藤
早食いはほうれいせん線の原因
噛むときに、人は「咬筋」(こうきん)といって、顔についている筋肉を使います。
一方、早食いの方は、この筋肉をあまり使わずに食べてしまいます。
家に閉じこもってばかりいると、足腰が衰えて、たるんでしまうように、筋肉は日頃から使っていないと、すぐに衰えてしまいます。
これは、早食いという習慣は、顔の筋肉がたるみやすくなるということ。つまり、ほうれん線ができやすくなる原因なんです。
げげ・・ それは女性にとって、重要ですね
Aさん
よく噛むということは、エステやローラー、高い化粧水よりもリフトアップに効果的だと思っています
加藤
まとめ
当サロンにご来店されたご新規のお客様に必ずお聞きするご質問。
日頃から食事はよく噛めていますか?
加藤
この質問に対し・・多くの方は、
あまり噛めていないと思います・・
Aさん
と答えられます。
それだけ、みなさん「よく噛む」ということが苦手なんですよね。
ということは、よく噛む習慣がつけば、お腹の調子がよくなる伸び代がまだたくさんあるということ。
いきなりは難しいと思いますが、一口に20~30回噛むことを心がけましょう。
よく噛むことによって唾液が分泌され、腸の負担を軽減してくれます。
よく噛むということはすぐに習慣にはなりません。習慣化されるには、1〜2ヶ月ほどかかります。
まずは意識するところからはじめてみてくださいね。